中学受験を終えて

久しぶりのブログになりました。前回のブログから半年以上空いてしまいました。

私は娘の中学受験に専念し、無事第一志望の中学に合格しました。

入学手続から入学、1学期と、親子で新しい世界を体験していました。

夏休みになり、振り返るのに良い機会となったので、思い出せることは思い出しながら、怒涛の8ヶ月を振り返ってみたいと思います。

 

6年2学期、娘は志望校の過去問をひたすら解いていました。過去問以外にも塾の宿題、ゼミの宿題、解き直し、学校の宿題とやることは山盛りで、その優先順位のつけ方を親子で相談しました。

そのなかで、学校の宿題はもちろん最下位。娘は食事に時間がかかるタイプなので、逆手にとって、その時間を学校の宿題にあてることにしました。

食べながらやる!

正直、この時期の学校の宿題は提出さえすればいいので、学校の宿題のためだけに貴重な時間を割くことなんてできない!片手間で終わらせてほしい、というのが本音です。学校の先生には申し訳ないけど、宿題を提出しないよりはいいでしょう。

実際、学校の宿題に手を出せない友達もいました。娘の話では、その子は先生からやるように指導されていたように思います。先生から何か言われてイヤな思いするんだったら、片手間でも家で終わらせた方が正解かなと思います。

 

試験当日は電池切れを起こさないように、ラムネを持たせてました。試験は長丁場なので、皆さんそれぞれ何かを用意されていたと思いますが、娘にはラムネがちょうどよかったようです。

娘は歯科矯正をしていて、食事中は外さなければいけないので、会場に入る前に矯正を外して、休憩にすぐにパクッと食べられるようにしていました。

 

埼玉受験初日の3日前に身内の不幸があり、私自身はかなり大変でした。試験当日が友引だったため葬式が入らなかったのが不幸中の幸いで、埼玉受験の2校とも重なることなく、会場まで娘に付き添って受験することができました。

ただ、私は葬儀の準備やらで全く余裕がなく、娘はあの時どんな気持ちで過ごしていたのかなと思います。案外ママの関心がそれてほっとしていたかも。

 

2月1日、第一志望校に無事合格し、娘の中学受験はその日に終了しました。

入学するつもりのない学校を受験する意味はないとわが家は考えていたので終了です。

2月2日、娘は学校に登校したら、受験組のクラスメイトは誰ひとり登校していませんでした(笑)。みんな5日まで受験していたようです。すごいな。受験に対する熱量がわが家は少ないのかもしれません。

 

そんなこんなで小学校も無事卒業し、中学校生活がスタートしました。

勉強、部活、定期テスト、楽しみだった理科の実験、通学。何もかもが新鮮で楽しそうです。

宿題はかなりの分量で、英語と数学はコツコツ継続していかないと後で自分の首をしめることになるようです。ラジオで基礎英語を聴いたり、実験の後はレポート提出したりと、まあ、大変そう。でも、中学受験で学習習慣を手に入れているので、そんなに難しくはないのかなとも思います。

 

初めての保護者会で担任から言われたことは、ひとりの大人として扱うこと、あれこれ言わずに待つこと、決して成績下がったらスマホ取り上げるとか言わないこと。

思っている以上に大人扱いした方がいいんだなと思いました。

テスト勉強を早々に終わらせてのんびりしていても何も言わない!

そのやり方でいいの?と思っても、あえてそのままやらせてみる!

結果、成績は悪かったけど、そこはグッとガマン。私はできなくて、ついつい娘にどう思ってるのか聞いてしまったけど。トライアンドエラーの経験をさせないといけないですね。私もまだまだです。

 

でも、受験させてよかった。良い先生と良い友達にめぐり会えています。やりたかった部活でがんばっています。毎日が充実しているのがわかります。それが一番かな。

お豆腐屋さんからSDGsを考える

わが家は豆腐の消費量が多い。

そして味にはうるさい(夫が)。

なので、必然的にお豆腐屋さんで買っている。

値段は高めだけど、スーパーの豆腐より新鮮で格段に美味しいし、余計なものが入っていない安心感がある。

娘が生まれる前から通っているお豆腐屋さんは、仕入業者の納品とぶつかると、佐賀産大豆の袋を運ぶ姿が見られたりする。それを見るたびに、「やっぱここだよね!」と国産大豆の安心感に包まれてしまう。もちろん美味しいことは言うまでもない。

このお豆腐屋さんでは、豆腐は通常プラスチックパックに入って売っている。

でも、よく見ると、タッパー持参で豆腐を入れてもらって買っていくお客さんもいることを1年程前に知った。

水の中にある、朝作った長い豆腐をその場で1丁の大きさに切って入れてくれるのである。なんてステキ。

このタッパー買いに憧れていたけど、ちょうどいい大きさのタッパーもないので、なんとなくそのままプラスチックパックの豆腐を買い続けていた。

でも夏頃、ふとプラスチックごみのごみ箱でかさばる豆腐のパックが気になりだし、潰して捨てたりと工夫し始めるようになった。

その時浮かんだのはあのタッパー買い。

もしタッパーで買えば、半分残った豆腐を容器に移し替えることもない。タッパーにそのまま残しておけばいい。

それって豆腐も傷めないし、合理的だし、エコだし、話題のSDGsだし、やっぱりいいよねと思うようになった。

そんな時、西友で豆腐を入れるのにピッタリなタッパーに出会ってしまった。

フレッシュロックの600ml。

試しに1つ買って入れてみる。

カンペキ!

いつも3丁まとめて買うからあと2つ追加。

(ちなみに肝心な空容器の置場所は、冷蔵庫の豆腐の定位置と扉ポケットの空いているスペースに。空でも冷蔵庫に入れておく作戦。)

 

初めて3つタッパーを持ってお豆腐屋さんに行って、「これに入れて下さい。」と店のおばさんに渡した時、少し嬉しくて、少し恥ずかしくて、少し晴れやかなあの気分は忘れられない。

おばさんも「やっぱりこっちの方がいいでしょ。」って声かけてくれて、私も今までの思いの丈を「そうなんです!ゴミも出ないしいいんです!」と上ずった声の短い言葉で伝えてみた。

そしたら、「容器代5円引いて1つ145円。」

ゴミも出なくて値段も安くなるって!すごい!

これはやらなきゃ損!

タッパーの容器代なんかより、この気持ちのよさが大事だなと思った。

 

そんなこんなな出来事を娘に伝えて、「SDGsだと思わない?もし、受験でSDGsについて文章書かなくちゃいけなくなったら、このネタ使ってね。」と話しておいた。

きっと実際に本番に出ても思い出さないだろうな。

でも、こういう出来事を親が経験して子どもに伝えていくって、すごく大切なんだろうなと思う。

暗記だけじゃない、身近にも体験できる機会はたくさんあること。

頭でっかちで中身のない人にならないように、受験のためだけじゃなくて、人として学ぶことは身近にたくさんあることを伝えていきたいなと思う。

 

 

小松菜を生で食べる料理を探して

以前から、小松菜の栄養をまるごと取り入れた調理法って何だろうなと考えていました。

スムージーとか、オシャレな調理法もあるけど、うちにはジューサーないし、そもそも私の性格には合わない。

茹でると大半の栄養はなくなってしまうようだし、かといってレンジでチンはあまり好きではない。

料理の下ごしらえでは、レンジは使わずに、できるだけ昔ながらの調理法が私は好み。蒸すとか、茹でるとか。

そうなると、刻んでそのまま味噌汁だよねと思う。

でも、毎週月曜日に生協の配達が届くので、野菜全部をそのまま冷蔵庫に入れるのは不可能。下ごしらえできるものはその日に終わらせて、後で楽したいと、野菜はいつも何とかシンプルな調理法で下ごしらえしている。

小松菜は洗って新聞紙に包んでビニールに入れておけば日持ちするけど、なんだか面倒。

そんなこんなで、いつもは栄養逃げちゃうなと思いながらも茹でた後、ナムルにしていたけど、最近は小松菜の栄養をそのまま丸ごと食べられる調理法をみつけた!

 

菜めし(菜飯)のレシピ/作り方:白ごはん.com


菜めし(菜飯)のレシピ/作り方:白ごはん.com

 

↑ここでは茹でてから使っているが、私は洗った小松菜をそのまま細かく刻んでいる。それをビニール袋に入れて、塩を適当にふってまぜて冷蔵庫に入れておく。翌朝、それを絞って、炊きたてご飯に入れてまぜるだけ。かつおぶしと醤油もまぜるととても美味しい!

この生野菜を使った菜めしは娘の幼稚園で教えてもらった。

大根の葉を洗って刻んで塩もみしてご飯にまぜる。初めて食べた時は美味しくてびっくりした。

それ以来、わが家では「大根シャキシャキ」と呼んで、冬の大根が出回る時期の定番ご飯。

その「シャキシャキ」はかぶの葉でも応用できる。

ここまでは、まあ想像の範囲内。

でも、あの菜めしのレシピでは、小松菜、春菊もいけるらしい。

春菊はわからないけど、小松菜は大根やかぶと同じアブラナ科。そっか。アブラナ科はいけるのかと知って、試しに作ってみた。

なんと、これが大根やかぶと変わらずおいしかった!

しかも小松菜の栄養をまるごと取り入れられるし、簡単だし、一石三鳥。

小松菜の菜めし、いけるじゃん!

リピ決定!

 

娘も受験まで3ヶ月。

体調を崩さないように、免疫力を高めるために、野菜からのミネラルはできるだけ生か、蒸すなどの簡単調理で提供したい。

あと3ヶ月、私もがんばろう。

中学受験の悩みを本で解決する

たまたまみつけたこの本。

娘に「読んでみる?」と聞いたら、「読みたい‼️」と即答したので購入しました。

 

以前、この本↓を読んだことがあり、著者がどんな人なのかある程度認識していたので、子どもだって悩みを解決するツールが必要だよねと思い、ためらわずポチっとしました。

うちは一人っ子なので、最初で最後の中学受験。

もちろん娘にとっても一生で一度の中学受験です。

わからないことだらけで親の私でさえ悶々とするのだから、娘なんてもっと悩みはあるだろうな。

言葉にならないほどの悶々とした思いを、一つでも本の中に見つけて解決できたら最高。

小6は親に言えない思いもきっとあると思うから。

 

娘が話してくれたところでは、テストや塾で計算ミスが続いた時は、「計算ミスがなくなりません」という項目を読んだり、夏休みに毎日10時間勉強するよう言われても、なかなか達成できなくて悩んでいた時は、「勉強はいつ、何時間したらいいですか」を読んで少し気持ちが救われたりしたようです。

もちろん、全部の項目が娘に当てはまることはないので、費用対効果が高いとは言えないです。

でも、たまに読んでいる姿を見ると買ってよかったと思います。

ささっと本で解決するのが一番健全で早いと思うから。

 

親ができることってほんの少しのことばかりですね。

子どもはどんどん成長していくから、目をこらして見逃さないようにしよう。

小学校最後の夏休みが過ぎていきます

夏休みもあと2日で終わります。

コロナで2学期はどうなるのかと思っていたら、今のところは緊急事態宣言解除までは午前授業とのこと。

登校するかどうかはさておき、学校は予定どおり始まるようです。

 

この夏休み、娘の成長をつくづく感じています。

夏休みというより、6年生になってから?少しずつの成長が、目に見えてきたのが夏休みっていうところでしょうか。

 

①自分でスケジュール管理がほぼできるようになった。

②決めたことはちゃんとやり抜くようになった。

③私が先に出勤しても、きちんと塾に行けるようになった。

④学期の最後まで体力がもつようになった。

 

③は、娘は今まで出かける時は誰か家にいて、「行ってきます」を言って出かけないと不安らしく、先に私が出かけるということはしていませんでした。

以前も何度か先に出かけるパターンがあったのですが、娘はいやがって、結局一緒に出たり、夫に頼んだりしていました。

たぶん、1人で玄関を出て鍵を閉めてというのが不安だったのだと思います。

この夏休みは私が仕事で7:30、娘が塾で9:00に家を出るという初めてのパターンでしたが、事前に娘に確認したところ、すんなりOKだったので実行。

結果、全く問題なし。自分が決めたスケジュール通りに過ごして塾に通っていました!

6年生だし、そんなこと1年生でもやってるでしょうと言われそうですが、私と娘の間では大きな成長なのです。

いつも些細なことも確認しながら実行しています。

なぜなら、無理やりやらせてストレスをかけたくなかったし、心の成長に合わせてステップアップさせたかったからです。

甘い母親でもいいのです。それは私のこだわりなんだと思います。

 

④は、娘は小柄で体重が軽くて(まだ26kg!)、健康には問題ないし、リレー選手に選ばれたこともあるくらい元気なのですが、長丁場ではあと一歩というところで体調を崩すことが多かったのです。

例えば、学期が終わる最後の最後にプライベートで予定がぎっしり詰まってたりすると、発熱したりなど。

今年度に入って、土日も塾や模試が入ることが多く、夏休みまでもつかなと不安だったのですが大丈夫でした。

暑い日に鼻血が1回出ただけですみました(笑)。

毎日、たんぱく質摂取を意識しているのがよかったのでしょうか。

 

発育の早い子は、こんな時期はとっくに終わってるかと思いますが、こんなふうにゆっくり育つ子もいます。

 

気づけば、私の膝の上に座らなくなったし、1人で自分の部屋で寝るようになったし、食事の量も私より多くなったし、小さい娘ながらも着々と成長してるなと感じた夏休みでした。

ちょっとさみしいけど。

 

でも、塾の集中講座で都心の駅に4日間通った時、駅からビルまで親子で手をつないで歩いてのはうちだけだった(笑)。

手をつないでくる娘にちょっとびっくりしたけど、すごくうれしかった。

こういう一瞬を大切にしていけたら、母はずっと幸せでいられるな。

今は成長してほしいようなしてほしくないような、母は複雑な心境です。

自転車通勤で感じたこと

ふだんから自転車を愛用しています。

通勤ももちろん(近いので)。

雨の日もレインウエアを着て通勤します。雪でも。

4年前に大雪が降ったときはさすがに危険なのでしばらく電車を利用していましたが。

娘が幼稚園の時、バス送迎がなかったので、雨でも自転車で送迎していたおかげで、めっきり強くなりました。

 

 

この夏休みもバイト先まで約20分自転車通勤しています。

はじめは道に迷いたくないし遠回りもしたくないので、ひたすらバス通りを利用していました。

でも、しばらくすると余裕が出てくるのか、ちょっと変えてみようかなと少しずつ帰りに新しい道を開拓しています。

 

そして今日の通勤でふと思ったこと。

バス通りは最短、坂も少なくてなだらか、でも信号多い、車、バイク、自転車、人、バスも通る、直射日光を受ける。

 

裏道は距離は長めになる、坂もバス通りより多くて急、でも信号なし、車などほとんど通らない、だから人や自転車がいても気にならない、住宅街や公園で日陰が多い。

(23区あるあるかな?)

 

どちらがいいのかは人の好みだなと思います。

できるだけ自転車運転の負担を減らしたいか、周りのストレスを減らしたいか。

私は後者でした。

裏道を通っているとき、心が穏やかでいられます。

反対にバス通りの時は、急がなきゃとか、あの人邪魔!とか、なんかイジワル心が出てくるんですよね。

 

これって色んな場面にもつながるなと思います。

ひとつ、自分が心穏やかでいられるパターンをみつけたら、何かで悩んだときに、「通勤では裏道派だけど、今回はどっちが私の心は穏やかでいられる?」って自問自答してみるのもいいかなと思いました。

まあ、夏は暑いだけでストレスですけどね。

マスクでよけい汗だくだくだし。

ならば、いっそうストレスを減らす方法を探してみるのもアリだなと思います。

浴室掃除の試行錯誤

浴槽掃除の続きです。

固形石鹸で洗うようになってからしばらくして、ふと思いついて石鹸に重曹も加えて洗ってみました。

何年か前も重曹で洗ってたよなと思い出しながら。

石鹸だけ、重曹だけだとなんか頼りないかんじもするけど、2つが一緒になったらかなりいいかんじ。

それぞれ別だから、一度に2つ用意して、スポンジに石鹸つけて、重曹は浴槽にパラパラーっと撒いて、と手間はかかります。

でも、確実に汚れはとれてる気はします。

結局、忙しい朝の時間に毎回この手間は面倒なので、毎日の掃除ではどちらかだけ、休日とか余裕のある日に二本立てでやることにしています。

 

もうひとつ、浴槽掃除の時にすることがあります。

それは、浴槽のエプロンを外すことです。

昨年末の簡単な浴室大掃除の時にエプロンを久しぶりに外したら、独特の臭いがして結構ショックでした。

例えるなら、猫のオシッコの臭い!?

それから、今年は毎回掃除の時にエプロンを外すようにしています。

周りの水滴がピンクカビの元になるので、拭きながら。

毎回やるのは結構面倒なのですが、効果は抜群です。

臭わないしきれいを保てる!

毎回、2分くらい時間がかかりますが、これで年末の大掃除が楽になると思えば、習慣にしてしまえば大したことないです。

私は年末の大掃除が本当にイヤなのです。

 

私は朝家事派なので、5:30に起きて、朝食までの間にトイレ掃除、浴室掃除、洗面所掃除、床掃除、夜干した洗濯物の取り込みを終わらせます。

全部簡単に終わらせるための段取りをあれこれ考えながら試行錯誤でやってます。

一見スゴそうに聞こえるけど、実は朝の家事はどれも最低限レベルです。

浴室掃除もそう。

でも、この試行錯誤が実験みたいでおもしろいし、最低限の労力できれいを保ちながらも、帰宅後にのんびりする時間を作ってくれるので、やめられません。